パソナ、柔軟な働き方推進アピール 新卒の副業容認で人材確保へ
- Mar 10, 2021
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人材派遣大手のパソナグループが2022年度入社の新卒社員に関し、入社時点から副業への従事を容認するハイブリッドキャリア採用制度を導入することが分かった。新入社員は配属部署で働きながら会社経営や音楽活動で収入を得ることができる。学生に柔軟な働き方の推進をアピールして優秀な人材の確保につなげる。
副業には農家などの家業も含む。新制度では人事部門と新規事業部門といった社内の複数の部署に同時に所属できる仕組みも始める。同社の新卒採用の全てをこの制度に切り替える方針で、22年度の募集は約100人となる。
副業する場合、パソナで週20時間は勤務する必要がある。勤務時間に応じて給料は減額される。社内の複数の部署に同時に所属できる仕組みは、都市部のオフィス業務と同社が兵庫県の淡路島で展開する農業ビジネスとの組み合わせも可能。組み合わせは、本人の希望や適性に基づいて決定する。
パソナグループの南部靖之代表は「パソナの仕事一本やりではなく、半分は好きなことができる」と述べ、選択肢の拡大で新入社員の定着率向上が見込めるとした。
パソナは働き方の見直しや大災害への備えとして経営企画・人事などの本社機能を東京都から淡路島に段階的に移している。管理部門の社員の3分の2に当たる約1200人が対象となり、24年5月末をめどに移転を完了する予定だ。


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